「平和プラザ2010」実行委員メンバーの三輪祐児さんが執筆した「海の墓標」が、2007年に展望社から出版されています。
三輪さんは、プランナーで、戦没商船研究家でもあります。
POW(戦争捕虜)研究会 → http://www.powresearch.jp/jp/index.html)
戦時下に喪われた日本の商船は2568隻、843万総トン、6万数千人の船員が海の藻屑と消ました。武器、弾薬、食糧が届かず、数十万の将兵が南の島々で飢え死にしました。
第1章 英国に学び超えた日本商船―明治維新
第2章 世界の海への旅立ち―日露戦争
第3章 独Uボートによる通商破壊―第一次世界大戦
第4章 日本の威信と誇りを掲げて―昭和初期
第5章 海を渡るノーベル賞の学者たち―第二次大戦前夜
第6章 「十二月八日」に向けられた任務―開戦の時
第7章 戦争捕虜「悲しみの共有」―太平洋の戦場
陸で失われた遺骨は収集可能ですが、海で失われた遺骨は拾うことさえできません。海の底深く沈んだままです...。
戦没商船から、日本の近現代史を考えてみませんか?ぜひ、ご一読ください。
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次回実行委員会は
2月15日(月)6時30分~佃区民館にて。
気軽に参加してください。
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