※「平和プラザ2011」 中止のお知らせ

 東北地方太平洋沖地震のため、「平和プラザ2011~平和をねがう中央区民の戦争展~」は、3月12・13両日ともに中止します。

 余震が続いていることに加え、交通機関の乱れ、会場のエレベーター復旧のめどが立たない、などの理由からです

 10月に振り替え開催を予定しています。ご了承ください。

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「平和プラザ20111~平和を願う中央区民の戦争展」

3月11(金)~3月13(日)

月島社会教育会館にて開催!!

ぜひ気軽に足をお運びください。

地図はこちら→ http://www.event-navi.ne.jp/museum/d_top.php?eventID=0000003023

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●前回2010のイベント詳細もご覧ください!右下の緑色の枠内の「ラベル」より 「平和プラザ2010」のご案内 をクリック!

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お問い合わせは
  吉川新吾(事務局) shingo-y@festa.ocn.ne.jp  田中康男(実行委員長) ファックス 03ー3533ー4377
気軽にご連絡ください。

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「平和プラザ2011」成功のための賛助金を募集
このイベントは、趣旨に賛同される個人、団体からのカンパですべて運営しています。
個人は一口500円、団体は一口3000円です。ご協力をよろしくお願いいたします。
郵便振替口座00130-9-543835 加入者名:平和プラザ実行委員会


2010年11月14日日曜日

12/3 第3回実行委員会 at 「カフェ そよ風」に向けて

 123日(金曜)午後6:30900、カフェそよ風(豊海町)で開催する第3回実行委員会は、ゲストをお迎えします。

 

 前半約1時間を使い、「中央区立明石小学校の保存を望む会」の多羅尾直子さん(建築家、一級建築士事務所タラオ・ヒイロ・アーキテクツ=明石町)によるミニ学習会「かけがえのない歴史遺産、復興小学校」(仮題)を行います。

 

「中央区立明石小学校の保存を望む会」ホームページ

http://www.justmystage.com/home/akashihozon/

 今夏の明石小学校の解体をめぐる動きは皆さんもご存知だと思います。

 

 中央区に現存する「復興小学校」の代表的存在であり、昭和初期に建造以降、戦災、戦後復興、街の移り変わりを見つめてきた歴史的建造物でした。なお、同様の復興小学校はまだ、区内に複数、残存しています。

 

 今度の「平和プラザ2011 平和をねがう中央区民の戦争展」では、「復興小学校が見つめた戦争」(仮称)という切り口で、この問題を取り上げ、多くの区民の関心を引きたいと考えます。

 

 その出発点として、私たちの運動へのご理解と信頼関係を築くために、多羅尾さんをお招きし、ミニ学習会を開くことになりました。


 ふるってご参加下さい!!


 「カフェ そよ風」ホームーページhttp://www.cafe-soyokaze.com/index.php



11/14 「カフェ そよ風」ご紹介

 第三回実行委員会(123日金曜、午後六時半~)を開催する

「CAFE そよ風」は、大変素晴らしいお店です。



 月島警察を通り過ぎすぐ左折すると豊海運動公園につながる遊歩道その並木道に面したところにあります。


 マルーサ幸依さんはオーナーシェフを務め、オーストラリア人の夫は英会話教室を店内で主宰。


 食材にもこだわり、幸依さんのご実家のある福井県からの産直品が多いのも特徴です。



 このお店の魅力もアピールして、第三回実行委員会は新しい方をたくさんお招きしましょう。


 仲間内だけでなく、平和運動や労組の活動にほとんどかかわったことのない人にも、企画の魅力を前面にどんどんお誘いしましょう!!

とにかく、ぜひ、CAFE そよ風のウェブサイトをご覧ください。

http://www.cafe-soyokaze.com

2010年11月2日火曜日

10/31 第2回実行委員会&第3回実行委員会のお誘い

1031日(日)、「平和プラザ2011」 第2回実行委員会が佃区民館で開かれました。

(1) 実行委員会お誘い活動

豊海町「カフェそよ風」(マルーサ幸依ご夫妻が経営)伊藤、風間、吉川で訪問

中央区立明石小学校の保存を望む会」同会に参加する三輪さんから助言。「復興小学校をテーマにミニ学習会を企画し、ゲストとしてお招きするところから交流を始めては」

(2) メーンゲスト候補へのアプローチ

なぎら健壱さん(フォークシンガー)・・・1019日、東京労音の植田事務局長(箕輪さんからの紹介)に相談。なぎらさんのマネージャーにつないでいただく。11月中に決着。

〔その他の候補〕

姜 尚中さん(政治学者、NHK教育「日曜美術館」などテレビ出演多数)

日色ともゑさん(女優、蛎殻町出身)

森永卓郎さん(経済学者、テレビ出演多数、新川在住)

(3) その他

討議事項

(1) 全体テーマ

「この街の戦争体験を、掘り起こし、語り継ぐ。」

衆議の結果、前回のタイトルが一番しっくりくるという結論に至る。

「戦争体験」は「被害」だけでなく、「加害」「抵抗」の意味も含まれる。

(2) 展示とイベントの骨格~3つのワーキンググループに分かれて具体化する。

A、1945(昭和20)年、この街が燃えた・・・地域の戦争の記憶の掘り起こし、調査・継承

=福田和、工藤、大野、吉川⇒ミーティング1116日(火)午後6時~、八丁堀デニーズ

B、1931(昭和6)年、戦争が始まった・・・「満州事変」80年。加害の事実を見つめて

=岡村、藤田、福田和、三輪、吉川⇒ミーティング1124日(水)午後6時~、カフェそよ風

C、2011(平成23)年、戦争と平和の現在・・・歴史の教訓を生かすために

=長谷川、喜岡、堀越、奥村⇒未定

特別展(案):「復興小学校が見つめた戦争~都市の記憶を伝える」

可能性を追求するため、明石小学校の保存を望む会に正式に申し入れ(三輪、吉川)、OKが出たら、第三回実行委員会の前半に「復興小学校保存の意義」(仮称)ミニ学習会を行う。まずは同会の方々と信頼関係を築くことに注力する。

メーンイベント(案)お話と演奏:「なぎら健壱 下町の平和を語る」(仮称)

実施できるか否か11月中に結論を出す。

(3) 事前学習&プレイベントの設定(実行委員会が主催するもの)

「国立歴史民俗博物館」「明治大学平和教育登戸研究所資料館」「このほど多喜二逗留プレートが新設される七沢温泉=福元館」がフィールドワークの対象として候補に上がった。次回に検討し決定する。

(4) 広報宣伝と財政活動

実行委員会への参加者が準備の過程でどんどん増えていくことが一番の広報宣伝である。毎回の実行委員会へのお誘い活動を強化する。

インターネットの活用を重視し前回初めてブログを開設した(担当は奥村)。使い方は簡便であり、実行委員会の連絡や広報宣伝に大いに役立つことがわかった。普天間基地ジオラマのテレビ朝日番組への貸し出しも番組スタッフが実行委員会ブログを発見したことがきっかけである。今回もブログを積極活用する(タイトルとアドレスは更新⇒奥村さん)。事務局長が基本情報を流すとともに、運用ルール(次回実行委員会に案を提案)を定め、実行委員各人が気軽に書き込めるものにする。

テーマ、内容、メーンイベント固まったら第一回チラシ作成

財政は、年内は団体賛助金(各自が昨年実績団体を分担する)、年明けから個人賛助金に(チラシ送付とともに賛助金のお願い+振替用紙をDM送付)

 第3回実行委員会  123日(金)午後六時半時~九時、豊海町「カフェそよ風」※

カフェそよ風 豊海町2-2-113、電話03-6383-4431、勝どき駅A3出口から徒歩10

清澄通りを新島橋渡る。月島警察を通り過ぎて、すぐに左折。並木の遊歩道に面しています。ドリンク400500円のご注文が必要です。ご了承ください。会議終了後、希望者は残り同店で懇親会を行います(参加費お一人2500円程度を予定)。

www.cafe-soyokaze.com

(文責:吉川新吾)

  

2010年10月31日日曜日

10/13 「平和プラザ2011」第1回実行委員会


 10月13日(水)午後6:30~9:00「平和プラザ2011 平和をねがう中央区民の戦争展」第1回実行委員会が月島区民館で開かれました。 

 今回初めてご出席された方が複数おられましたので、最初に自己紹介を行いました。その上で、これ
までの歩みを振り返り、実行委員会で大切にしたいことを確認しあいました。

 「興味関心のあるところ、共感できるところ、できるところから、誰でも参加できる。これまでの歩
みを大切にしながら、新しい仲間をどんどん増やして、運動の輪を広げよう」と話し合いました。

 例えば、今夏、中央区は明石小学校の解体を強行し、明石小以外にも区内に複数残る「復興小学
校」のことが大きな話題となりました。地域のランドマーク的な建築物から戦争の記憶をたどるよ
うな展示&イベントにもぜひ、挑戦したいと思います。

 この活動は多くの区民から支持と共感を得ています。実績に確信を持ち、今回は再度、中央区と中
央区教育委員会に「後援」を求めます。

 本イベントのテーマに合い、集客力のあるメーンゲスト候補に、姜 尚中さん(カン サンジュン、
1950年~ 、政治学者、NHK教育「日曜美術館」に出演中)さん、なぎら健壱さん(1952年~、
中央区木挽町出身、フォークシンガー、趣味は街歩き、東京新聞に連載「町のあの頃」)の名前が
挙がっています。

 第2回実行委員会で、展示&イベントの骨組みを決めて、ワーキンググループ(担当の展示&イベ
ントごとの班)をつくります。
・ 全体のテーマや、メーンイベントの設定、その内容も今日の話し合いをベースに次回決定します。 

 第2回実行委員会は 10月31日(日) 午後3時半~佃区民館です。
 お気軽にご参加ください。

2010年9月5日日曜日

「平和プラザ2011 」 第二回準備会報告


「平和プラザ2011 」 第二回準備会が、9月3日(金曜)午後6:30~9:00、佃区民館で開かれました。

出席は12人でした。

◇ 第一回準備会として、8月15日(日)に行った「靖国神社&遊就館」の感想を発表し合いました。
・ 「リニューアル後、初めて入った。遊就館の展示が大衆的になっていて驚いた」
・ 「整然と分かりやすく歴史が展示されており、ここだけを見たら、靖国史観の影響をかなり受けそう」
・ 「日韓併合の背景について子供に誤った説明をしながら歩いていた親の姿が印象に」
・ 「8月15日の靖国神社に初めて入った。百聞は一見に如かずで、遊就館に初めて入った。『満州事変は中国側の発砲で始まった』という展示説明にビックリ」
・ 「若い人が目立った。三輪さんの準備資料はとても勉強になった」
・ 「仕事で遊就館リニューアルを担当した。『若い人の来場増と外国人にアピールできる施設を』という依頼内容だった。残念ながら成功してしまっている。ここが国立博物館だと勘違いされるのが怖い。博物館学芸員など研究者は一人もいない。宗教団体の展示ホールに過ぎない」
・ 「国立歴史民族博物館(千葉県佐倉市)の常設展示で『(沖縄戦の)集団自決に軍関与』記述が復活する。市民団体の多数の抗議などで開設された見直し委員会で、証言集などを精査した結果。見学に行きたい施設だ」

◇ 開催日と会場について
・ 3月11(金)~13(日)、中央区立月島社会教育会館4階ホールに決定しました。

◇ 目的と運営方針を確認
・ これまでの目的と運営方針の堅持・継承を確認、第一回実行委員会に提案する。
平和プラザ2011  平和をねがう中央区民の戦争展 目的(案)
(1)地域の人びとの戦争の体験・事実を掘り起こし、受け継ぐ。「もう戦争はしない」の決意を新たにする。
(2)加害、抵抗、被害の3つの視点で近現代の戦争を見つめる。
(3)戦争も暴力もない世界を望む、広範な人びとの思いを響き合わせる場にする。

実行委員会の運営方針(案)
① 私たち一人ひとりが楽しくて夢が実現できる運動を。健康第一で。
② 目的に共感した個人と団体のゆるやかな結集。従来の運動の枠を超えてつながりあうことを重視する。
③ 地域住民が主人公。人口が急増中の中央区の平和・民主運動の新たな時代に向けて、志高く取り組む。広範な個人・団体への実行委員会へのお誘いをみんなで進めます。

◇「平和プラザ2011」第一回実行委員会は、10月13日(水曜)午後6:30~9:00、月島区民館です。
 お気軽にご参加ください。

2010年8月29日日曜日

第二回準備会のお知らせ

「平和プラザ2011 ~平和をねがう中央区民の戦争展~」
第二回準備会は、9月3日(金)午後6:30~、佃区民館です。

※第一回準備会は8月15日(日)に開かれました。
午後1時30分~午後4時30分、靖国神社境内&遊就館の見学
午後5~7時、飯田橋の居酒屋にて第一回準備会

<報告事項>
平和プラザ2010第8回実行委員会(総括会議)以降の動き
・ 平和プラザ2011プレ企画について(日本橋図書館ミニギャラリー)
・ 平和プラザ2010報告集の作成(8月6日、100部)
・ 会場申し込み 登録団体できたので、9月1日に会場抽選会
・ 実行委員会はこの間の活動を通じて区内に広がったネットワークを生かし、広範な人を結集する
・ 活動の力点と展示&イベントの根幹的テーマは、中央区における戦争と平和の歴史の掘り下げに置く
・ 外部催しへの参加など様々なプレ企画の提案については、各イベントの趣旨や目的が平和プラザ2011に
・ とってどう位置づけられるのかをよく吟味して判断する。「9条まつり」への参加については、次回の準備会で検討する。平和プラザが憲法9条への賛否を「目的」に含まない運動であることなどから、 「参加するにしても『プレ企画』に位置づけるのではなく、『協力』の形にしてはどうか」などの意見もあった

2010年8月11日水曜日

平和プラザ2011始動へ、8月15日靖国で

平和プラザ2011 平和をねがう中央区民の戦争展 実行委員会準備会のお知らせ
と き:8月15日(日曜)午後1時30分集合
ところ:靖国神社大村益次郎銅像前集合

終戦(敗戦)記念日の靖国神社の様子を見学します。

戦争の歴史を<加害><抵抗><被害>の3つの観点から語る意義を改めて確認できるでしょう。

ところで、靖国神社の戦争ミュージアム遊就館は、実行委員のお一人が総合ディスプレー会社勤務時代に企画設計に携わりました。この方をガイドに秘話も聞けます(入館は希望者のみ)。

その後、飯田橋方面の居酒屋(予定)で暑気払いしながら準備会を開催します。

気軽にご参加ください。

2010年8月9日月曜日

「平和プラザ2010」報告集完成!


「平和プラザ2010」の報告集ができました。全47ページです。

平和プラザ来場者やカンパを下さった方々などに配る予定です。

「平和プラザ2010」は、米軍普天間基地「移設問題」の真っ只中に開催されました。

東京大学教授の高橋哲哉さんの講演「沖縄の基地問題から考える」や、恒例となっている「府立三中(現・両国高校)同級生による空襲体験のお話」、「コスタリカから考える憲法9条の魅力」などなど、講演は大盛況でした。

日韓併合100年に当たる今年の特別展示は「『坂の上の雲』ではわからない歴史の真実」でした。  NHKは司馬遼太郎原作の「坂の上の雲」をドラマ化。昨年11月から放送を開始し、2011年までの3年間に13回放送する予定です。原作では「日露戦争までの日本はよかった」という「明治栄光論」が特徴で、朝鮮半島植民地化を正当化しています。

東アジアの平和な未来のために、日本が明治以降朝鮮半島や中国、アジアの人々にどんなことをしたかを知るのはとても大切なことだと思います。

核兵器廃絶の署名コーナーや、平和の思いを綴る「絵手紙コーナー」も設けました。

私は、「普天間基地のジオラマ」を作成し、展示しました。

「平和プラザ~平和をねがう中央区民の戦争展」は、毎年3月に開催されています。

実行委員募集しています。気軽にご連絡ください。

2010年7月28日水曜日

7/27 「中央区と戦時下に喪われた日本の商船」展終了

 日本橋図書館にて「平和プラザ2011」プレ企画として開催された「中央区と戦時下に喪われた日本の商船」展は、昨日無事終了しました。
皆さまのご協力に感謝します。

 平日は一日100人、三連休はやや割増で7日で1000弱くらいはいったかなと思います。
じっくり読んでくれる方も多くとてもいい感じで成功したと思います。

 皆さまありがとうございました。

2010年7月24日土曜日

7/20~写真展開催!中央区と「戦時下に喪われた日本の商船」


←「平和プラザ2010」の会場の様子
                     
 7/20~7/27まで、「平和プラザ2011 平和を願う中央区民の戦争展」のプレ企画として、写真展が日本橋図書館にて開催されます。
                     
                     
イベントタイトルは、中央区と「戦時下に喪われた日本の商船」です。
詳しくは、↓  
http://www.event-navi.ne.jp/museum/d_top.php?eventID=0000005172 
                                   
                                     
 2000年9月に、八丁堀にあった東京都立勤労福祉会館で第1回を開催しました。「平和の取り組みは夏だけでいいのか」「過去の戦争はどのように記憶されているのか。この街の歴史から探りたい」「ヒロシマ、ナガサキ、東京大空襲といった被害だけでなく、アジアへの加害のことも学びたい」というのが始めた動機でした。
                                     
 翌年2001年、2回目のときに、衝撃を与える出来事がありました。ニューヨークで9月11日に起きた同時テロです。その後、アフガニスタンへの報復戦争、世界的な反戦運動の高まりの中で強行されたイラク戦争、自衛隊の海外派兵...「戦争は過去のものではない」と、私たちはより深く考えるようになりました。それからは、必ず現代の戦争にかかわるイベントを行うようになりました。
                                     
 さらに2010年の「平和をねがう中央区民の戦争展2010」では、中央区と歴史的に深いかかわりを持ち戦争で大きな役割を果たしながら、殆ど関心を持たれず知られることもなかった「戦没商船」という重要な研究課題の提起がありました。今回はこのテーマをより広く多くの区民に知っていただく目的で本企画展を開催します。
                                     
 入場は無料です。ぜひ、気軽に足をお運びください。
                                     
★7/20~7/27 注;22日(木曜日)は休館です。
★場所;日本橋図書館(東京都中央区日本橋人形町1丁目1−17)
                                     
                            

2010年7月1日木曜日

7/20~7/27開催!中央区と「戦時下に喪われた日本の商船」

毎年恒例の「平和プラザ~平和をねがう中央区民の戦争展~」。

その「平和プラザ2011」の プレ企画として、7/20~7/27まで、中央区と「戦時下に喪われた日本の商船」展が開催されます。

2010年の「平和をねがう中央区民の戦争展2010」では,中央区と歴史的に深いかかわりを持ち戦争で大きな役割を果たしながら,殆ど関心を持たれず知られることもなかった「戦没商船」という重要な研究課題の提起がありました.今回はこのテーマをより広く多くの区民に知っていただく目的で本企画展を開催いたします.

会場は、日本橋図書館(中央区日本橋人形町1丁目1−17)。
9時00分 ~ 20時00分22日(土曜19時、 日曜17時まで。木曜日は休館)。入場無料です。

詳細は
http://www.event-navi.ne.jp/museum/d_top.php?eventID=0000005172

どうぞ気軽に足を運んでください。

2010年5月19日水曜日

ジオラマ 再度テレビ出演!


普天間基地ジオラマが、
5月17日(月)放送された
テレビ朝日「スーパーモーニング」に2度目の出演を果たしました!
                  
そして、今回は交渉により
                                     
「模型製作;奥村暁子 
(平和プラザ2010~平和をねがう中央区民の戦争展~)
                                      
と画面にクレジットが出ました。
全国ネットで平和プラザの名前が配信された、大げさに言えば、歴史的なことです。
テレビを見た方から、問い合わせがくるかもしれません!
ブログのアクセス数も大幅アップするかも!
ひそかに期待しています。
                                      
テレビ局の方が、出演シーンを「確認のためにどうぞ」ということで、
わざわざDVDに録画して自宅に郵送してくださいました。
「ぜひ、見たい」という方は、連絡してください。
                                      
                                      
                                     
                                     

無事閉幕 「築地探検隊」写真展


←授賞式の様子
5月16日(日)に、
フィールドワーク「築地探検隊」の写真展が無事終わりました。
                   
たくさんの方が、会場となっていた日本橋図書館に足を運んでくれました。
そして、しっかり写真投票もしてくれました。
                                     
持ち寄った料理やワインで、楽しく反省会&打ち上げパーティーをしました。
そして、手作りの賞状で授賞式もしました!
                                     
優勝作品は「築地市場の拾得物が書かれたホワイトボード」の写真でした。
レモン、むつ一夜干し、携帯電話...などと書かれた思わず笑える一枚。
「視点がよい!」と評判でした。
                                     
平和プラザ10年の歴史のなかで、初めての試み「写真展」は大成功!
次回につながる経験となりました。
                                     
次回「平和プラザ2011」に向けてのプレ企画として、
実行委員メンバーの「商船の写真展」も、同じ場所(日本橋図書館)で7月に開催されることになりました。
                                     
活動の幅がどんどん広がってきている感じです。
「平和プラザ2010 報告集」の編集作業も始まっています。
足を運んでくださった方々、カンパを寄せてくださった方々に配るものです。
お楽しみに。
                                     
                                     

2010年5月10日月曜日

普天間基地ジオラマ、テレビ出演果たす!!


5月3日(月)に、ジオラマが、テレビ朝日「スーパーモーニング」朝8時~10時放送の、「筑紫哲哉さん特集」の冒頭で使用されました。
                  
その後、テレビ朝日から連絡があり、
「これからも普天間基地特集で使う可能性があるので、しばらく貸して欲しい」という要請がありました。
                  
なので、再びテレビ出演があるかもしれません!!
私も気を抜かず、できる限り「スーパーモーニング」を見るようにします。
                                      
なんでも、ジオラマなどの模型は、プロに頼むと数百万円製作にかかるそうです。私のジオラマは、手間はかかりましたが、制作費は数十分の一ですから、それは借りたほうが経費節減になるはずですね。
                                      
苦労して作ったジオラマ。平和プラザでの2日間の展示が終わってあとは納戸で寝ているだけでは、あまりにももったいない!と思っていたところ、思わぬ展開でうれしい限りです。
                                      
作ってよかった~♪
                                      
なお、横浜市で開催される「戦争展」にも貸し出しが決まっています。
お近くにお住まいの方はぜひ足を運んでくださいね。
日程は追ってお知らせします。
                                      
                                      

「平和プラザ2010」フィールドワーク写真展開催中!!


←写真は、設営作業の様子。
8人が参加しました。
                  
5月9日(日)~5月16日(日)まで、写真展が開かれています。
                  
「平和プラザ2010」で、3月28日に開催されたフィールドワーク「築地探検隊」で、参加者が撮影したものが、約50点ほど展示されています。
                                                                        
築地探検隊で訪ねた場所の写真で、撮影者たちが散策がてら楽しんで撮影したものです。
                                    
土佐藩の旧中屋敷跡(現・中央区役所)、築地の被曝マグロ塚、勝鬨橋、明石小学校、小林多喜二が虐殺された「前田病院」、など、中央区内の知られざる歴史遺産の数々です。
                                    
場所は、日本橋区民館5階の「日本橋図書館内ギャラリー」。
                                    
来場者に、好きな写真に投票してもらうための投票用紙も設置してみました。
                                    
みなさん、気軽に足を運んでくださいね!!
                                    
                                    

2010年5月2日日曜日

普天間のジオラマが民放に登場!!

ニューヨークにいる奥村さんからの情報です。
奥村さんが作った普天間のジオラマがスーパーホットモーニングの中で、紹介されるそうです。
ジオラマは経費が高いので、誰か作ってないかとブログを検索して、中央区平和プラザにたどり着いたようです。
ぜひともご覧ください。

2010年4月18日日曜日

写真展開催!!

 平和プラザ3日目のフィールドワークは寒い中でしたが元気に歩きました。中央区役所から築地警察そして平成通りに至る意外に広い区域がかつて土佐藩の中屋敷。意外に広かったな、竜馬も歩いたかなと思いを馳せながらシャッターを切った“傑作”“力作”ができました。見てください!!
―龍馬とともに築地を歩くー   
築地探検隊写真展

日時  5月9日(日)~16日(日)
     平日AM9:00~PM8:00 (土PM7:00。日PM5:00)
場所  日本橋図書館5F展示室
     
主催:「平和プラザ2010 平和をねがう中央区民の戦争展」実行委員会

2010年3月30日火曜日

普天間基地ジオラマ完成図




平和プラザに足を運べなかった方のために、普天間基地ジオラマ完成を紹介します。
                                      
平和プラザ開催当日(3月26日)朝5時まで作業して仕上げました。
近寄ってみるとあらも目立つので、この写真くらい離れたところから眺める方が「おー、細かい!」という感じです。
                                      
基地に隣接してどれほど多くの学校や保育園がるか知ってもらうために、学校と保育園の建物をオレンジ色で塗って、小さな旗も立てました。
                                      
TAMIYAの飛行機プラモデルは、やはりジオラマのサイズと比べて大き過ぎるので(滑走路からはみ出る)、天井からてぐすで吊るして飛んでいるように見せました。これなら多少大きくても違和感ないはず。
                                      
それにしても、このジオラマはタイムリーな展示でした。連日普天間基地の移転問題が報道されているなかでの展示だったので、興味を持ってもらえたかな、と思います。
                                      
でも、平和プラザはあっという間に終わってしまいました。
ジオラマも今はうちの納戸で休んでいます。
かかった労力を考えると、たった2日間の展示ではもったいないです。
今年は会場が取れずに2日間となりましたが、来年はせめて3日間開催したいものです。
                                      
第8回実行委員会(総括会議)は4月21日(水)午後6時半~勝どき区民館にて。
                                      

2010年3月29日月曜日

逆転無罪判決!「国公法弾圧・堀越事件」




                        
                         3月29日(月)「平和プラザ」実行委員メンバーでもある堀越明男さんに無罪判決がでました!

元社会保険庁職員である堀越さんが2003年、職務時間外に自宅付近で政党ビラを配ったことで逮捕された事件で、東京高裁(中山隆夫裁判長)は29日、罰金10万円、執行猶予2年とした一審・東京地裁判決一審の有罪判決を破棄し、無罪判決を言い渡しました。
                                      
06年の一審判決は、猿払事件の最高裁判決を踏襲して、堀越被告の行為を「政治的中立性を損なう恐れがある」と指摘し、国公法は合憲と判断。「公務員の政治的行為が禁止されていることを認識しながら、支持政党の機関紙を配布したことは正当化できない」と指摘した。
                                      
今回は、「国家公務員の政治的行為を制限した国家公務員法の規定は合憲」としながらも、休日に職務と関係なく党機関紙を配った行為に同法を適用して刑事罰を科すのは違憲だと判断した。                                     
                                      
TBSニュースの動画が見られます。
http://news.tbs.co.jp/20100329/newseye/tbs_newseye4390708.html
                                      
堀越さんと、彼を支え続けた人たち、50人の弁護団が主張してきた「憲法で保障されるべき表現の自由」が守られました。
                                      
堀越さんは判決後の記者会見で「公務員のビラまきが犯罪ではないことが認めらたことが最大の喜び。日本の歴史が一つ変わったと思う」と語りました。
                                      
堀越事件詳細は、ブログの右側、緑色枠内「ラベル」より「国公法弾圧・堀越事件」をご覧ください。
                                      
                                      

フィールドワーク「平和歴史散歩 築地探検隊」



                            ↑「区役所前で説明をうける一行」 と「案内板」

                   
 3月28日(日)フィールドワーク「平和歴史散歩 築地探検隊」が開催されました。約20名が参加しました。                                      
築地本願寺に集合し、海軍発祥の地でもあり、小林多喜二虐殺の地でもある築地、明石町一帯を回りました。旧居留地としての歴史もあり、文明開化の息吹を今に伝える地でもあります。                                      
今の中央区役所や小林多喜二虐殺現場の築地警察、多喜二の死亡が最終的に確認された前田医院のある場所には、幕末には土佐藩中屋敷がありました。坂本龍馬もこのあたりを走り回っていたのでしょう。
そして何と!フィールドワーク開催日の28日に、「土佐藩中屋敷跡」であったという案内板が、中央区役所脇に、中央区教育委員会の手で立てられました。すごい偶然ですね!私たちが区役所を訪ねたときに、作業員が案内板の設置作業をしていました。銀座の旧木挽町にも佐久間象山塾跡の案内板が立てられたとのことです。
                                      
「築地探検」の後は、冷え切った体を居酒屋の焼き鳥とおでんで温め、参加者で交流会をしました。
                                      
5月には、このフィールドワークでみんなが撮影した写真を「日本橋図書館」のギャラリーに展示します。その写真展にもぜひ足を運んでください。もちろん入場無料です。
                                      
第8回実行委員会(総括会議)は4月21日(水)午後6時半~勝どき区民館にて。
                                      

2010年3月27日土曜日

いよいよ展示は最終日!!(2010/3/27)


昨日はたくさんの人にご来場いただきまして、ありがとうございます。なんと、150名もの人が会場に足をお運びいただきました!!
本日も10時から18時まで開催していますので、ぜひお越しください。

本日のプログラムは
11時~12時半 わが街の戦争の記憶を追って
13時30分~15時 府立三中(現都立両国高校)同窓生がつなぐ東京大空襲の記憶
15時~16時30分 月島・晴海でおきた堀越事件を知っていますか~多喜二の悲劇を繰り返さないために
と、盛りだくさんです。

そして、展示コーナーは
A 戦争と平和の現在を考える
B わが街の戦争の記憶を追って
C アジアへの加害の事実を見つめる
D 平和を創る
となっています。そして、入り口には普天間基地のジオラマと現代の兵器が展示しています。

みなさまのご来場お待ちしています。

2010年3月26日金曜日

いよいよ開幕!!(2010/3/26)



いよいよ、平和プラザ2010 平和をねがう中央区民の戦争展が開幕いたしました。

予定通り12時スタートで、本日は21時まで開場しています。ぜひとも月島社会教育会館(月島区民センター4階)まで、足をお運びください。

今後のプログラムをお知らせします。
15:00~17:00 コスタリカから考える憲法9条の魅力
18:30~20:30歴史に学ぶ。未来をつくる~なぜ加害体験を聞くのか」東京大学大学院教授 高橋哲哉氏の講演

お待ちしています。

2010年3月25日木曜日

いよいよ明日!!(2010/3/25)




平和プラザ2010平和をねがう中央区民の戦争展の開催が、いよいよ明日に迫りました。
今日は、展示物の最終仕上げをする人や、プログラム、当日の配布物を印刷する人、看板を仕上げる人など、総勢6人が中央区内某所にて作業を行いました。
当然、ご自宅でいろいろ製作されている方もいらっしゃいます。
ぜひとも、明日あさって、月島の社会教育会館でお会いしましょう!!
ご来場、お待ちしています。

2010年3月24日水曜日

ラジオデビュー♪


「平和プラザ」実行委員3人がラジオ出演を果たしました!
                   
24日(水)12時~「エフエム中央」(84.0メガヘルツ)で月曜日~金曜日に放送中している「Helloo! RADIOCITY」に、「平和プラザ2010」の宣伝のため出演したのです。
                   
この出演の話は、中央区で保育士として働いていた実行委員メンバーがもってきてくれました。
                                      
放送局は、茅場町駅3番出口を出てすぐの「第2イノウエビル」の中にあります。
ギャラリーやオフィスなどが入っているいわゆる雑居ビルですが、古いレトロな建物で雰囲気がとってもよいです(外観写真を撮るのをわすれました。残念!)。
                                      
「放送開始時刻」や、私たちの「持ち時間」は当日現地で初めて先方から知らされる、というアバウトさでした。
                                      
持ち時間は約15分ということが分かりました。ナビゲーターの岩橋由起さんのオープニングトークと、曲紹介の時間を差し引いて、純粋に「平和プラザの宣伝時間」が約15分です。
                                     
話す内容は、出演メンバーの一人が事前におおまかに台本を書いてきてくれましたが(助かりました!)、15分よりは長めだったかも...。でも当日に分かったことなので、そのままスタート!!
                                      
岩橋さんのオープニングトーク
実行委員Fさん...「平和プラザとは?」「高橋哲哉さんのメインイベント」などについて語る(結構長い...。)
曲紹介(サザン?)
実行委員Tさん...「中央区がいかに戦争にかかわったか」「フィールドワーク、龍馬とともに歩く築地体験」などについて語る(これまた長い...。)
曲紹介(小林麻美?「雨音はショパンの調べ」)
私...「参加するようになったきっかけ」「ジオラマ」「ブログ」などについて語る(2人が話し過ぎなので残り時間1分半!でも言うべきことはちゃんと言った)
終了!!
                                   
初めて生で「まき」(早く、急げ!)の業界ジェスチャーを見ました。指をクルクル回すやつ。
そんなプレッシャーにも動じず、15分という短い「持ち時間」のなかで、私たちはやるべきことはやった!と思います。かなりキツキツだったけど...。
                                     
でもやはり、「平和プラザ」は内容盛りだくさん、中身が濃い~ので、15分という短い時間では全てを宣伝しきれませんね。2時間位の特別番組が必要だと思います、本当は。
                                     
でも、初めてのラジオ出演、私は存分に楽しみました♪
こんな経験ができたのも「平和プラザ」の実行委員になったからこそです。
                                   
協賛団体の新婦人の方が録音してくれましたので、ぜひ聞きたい!という方はご連絡ください。 
                                     
なお、エフエム中央「Helloo! RADIOCITY」でも毎日ブログが更新されており、私たち「平和プラザ」の出演も紹介されています。ぜひご覧ください!
                                                                        

2010年3月23日火曜日

普天間基地ジオラマ...家作り


今日中には仕上がりませんでした...(涙)。
家づくり&その貼り付けにとぉ~っても時間がかかったので。
                                      
家は、圧縮されたスポンジのようなものをカッターで細かく切って、バランスよく配置して接着していく方法にしました。家のサイズにもバリエーションをもたせます。
                                      
数はおそらく1000軒以上。
ざっと計算して、1軒を1秒で貼り付けて3時間、2秒かかれば6時間、3秒かかれば9時間...。少なくとも5秒位はかかるから...無理!一人じゃ!
                                      
と、いうことで両親にヘルプを頼みました。
二人とも予定をキャンセルして手伝いに来てくれました(親バカですね...)。
                                      
三人でひたすら切っては貼り、切っては貼り...約6時間。
最初は、「南はどっちだ?マンションはやっぱり南向きに貼らないと」とか
どーでもいいこだわりを見せていた父も、
最後には、「とにかく貼ってあればいいんだな、密集して見えれば」と、状況をきちんと把握できるまでになりました。
                                      
でもやはり仕上げまで辿り着けませんでした。
明日は忙しいので、あさってにかけます!
                                      
でも、ジオラマ以外に、「核不拡散条約(NPT)再検討会議」の年表を作る作業も残っています。
開催日まで気が抜けない、非常にスリリングな日々を過ごすことになります。
                                      

普天間基地ジオラマ...一気に作る!


←滑走路部分
                   
今日は一日休みだったので、14時間作業しました。
体中痛いです。
床に正座で座って前のめり姿勢で作業をし続けると、膝であばら骨が圧迫されて痛くなってくるのですね。初めて知りました。
                   
パネルの中心部分、滑走路のあたりから作り始めます。
回りの民家から始めると、中心部に手が届かなくなって作業がやりずらくなると思われるので。
                                      
パウダーや粉砕されたスポンジのようなものを滑走路脇の林部分に貼り付けたのですが、接着剤との相性が悪くなかなか思うように張り付きません。3種類の接着剤で試しましたが、うまくいかず、ところどころハゲてます。残念。
                                      
あと、道をアクリル絵具で編みの目のように書きましたが、これがあまりに多くて大変でした。
グーグルマップのコピーを貼り付けて下絵としているので、実際にある道全てをりちぎになぞっていきました。
                                      
この作業で気づいたこと。
基地の西側(海側)...割合区画整理がされて碁盤の目のようになっている。
基地の東側...道がうねうねと入り組んでいる。
学校、保育園、幼稚園も付近に想像以上にたくさんあります。20~30個はあります。
                                      
明日は基地の周りにフェンスをつけて、大量の家を貼り付けていきます。
そして一気に仕上げます!!
                                      

2010年3月22日月曜日

普天間基地ジオラマ...下書き


←見づらいですが、グーグルマップの普天間基地&宜野湾市の地図を印刷して張り合わせたもの。
                   
これを、パネルに貼って「下書き」とすることにしました。
これからこの上で作業をしていくことになります。
                   
                   
この張り合わせ作業が、簡単なようで結構時間がかかります。
まず、ちゃんと地図がつながるように印刷するのが以外に難しい(結構ズレる)。張り合わせるのもパズルのようで困難。
                                      
結局60枚位印刷して張り合わせました。
時間も5時間位かかってしまった。
効率わるい~。失敗だったかも...。でももう引き返せないので続行!
                                      
途中ではげしい頭痛にもおそわれました...。
つらく長い道のりです...。
                                      

第7回実行委員会


2010年3月19日(金曜)の第7回実行委員会には18人が参加しました。
                    
話し合った主なことは...
                    
●田中実行委員長による実行委員会あいさつ文案を全員で検討、一部修正し成案とする(吉川が加筆修正を担当)。
                                      
●中央区の空襲関連展示概要の文書報告と「府立3中同窓生」企画独自ビラの紹介。
                                      
●展示概要の文書報告と「平頂山事件~」企画独自ビラの紹介。
                                      
●3月18日(木)、高橋哲哉さん(東京大学大学院教授)との事前打ち合わせの報告
(講演90分<DVD上映含む>+質疑)。
とくに金曜夜のメーンイベント(高橋哲哉さん)は協力団体に積極的な参加を呼びかける。聴衆100人を目指します。もっとも大切なのは実行委員一人ひとりが友人知人、ご近所の人をお誘いすること。
                                      
●「東京新聞」 「しんぶん赤旗」に折込計4200枚。
                                      
●ローカル放送局「中央FM」に出演が決定!
24日(水)午前11時、新川2-17-13第二井上ビルのスタジオに行くことになりました。
                                      
●展示の構成& 会場レイアウトについて。
展示順路=ワーキンググループごとに、A⇒B⇒C⇒Dの順で 展示します。
普天間基地ジオラマは受付横の入り口正面に。通路を狭めないように受付をコンパクトに 。
会場内には「昭和館」から借りる戦時中物品(レプリカ?)のコーナーを前回までの檜山ミュージアムのように作ります。
                                      
●ホール横のホワイエに新婦人中央支部運営による平和絵手紙実演コーナーを作る。
                                      
●搬入設営、撤去搬出について
                                      
●当日の要員体制

●担当コーナーがある場合、各協力団体による要員派遣を歓迎する(新婦人、コスタリカ、日中友好協会、九条の会、堀越さん守る会・・・)
                                      
いよいよ26日(金)、27日(土)に月島社会教育会館にて開催です!!
28日(日)のフィールドワーク(築地探検)もお楽しみに!
                                      
次回、第9回実行委員会(総括会議)4月21日(水曜)午後6時半~、@佃または月島区民館予定         

2010年3月21日日曜日

作業チーム大詰め(2010/3/21)


今日は、昼過ぎから、中央区内某所にて展示物の作成をしています。
Aチーム2名、Bチーム2名、Cチーム4名、Dチーム2名の計7名でそれぞれの作成しています。
各チームともかなり気合の入った中身です。
どうぞ、ご期待ください!!

2010年3月18日木曜日

普天間基地ジオラマ...滑走路の材料


←道路や滑走路など地面を作る時に使えるシートです。アースカラーで、ザラザラした質感のものや、少しキラキラする砂が混じったような質感のものなどバリエーションも豊富。ハサミで切って使います。世の中には便利なものがたくさんありますね~。
                   
こいうものを購入するのは、主に建築関係の人だそうです。住宅模型などを作るときに使うのですね。
                   
                   
ジオラマ作成は、実はストップしています。風邪でダウンしてしまったのです...。
ますます窮地に追い込まれています。
ホントにどうなる...!?普天間基地ジオラマ!

2010年3月15日月曜日

ジオラマ製作の参考資料


ジオラマを作るにあたって、「安保破棄中央実行委員会」から取り寄せたポスターの空撮写真を参考にしています。グーグルマップの航空写真も見ています。

どちらも基地の細部は分からないのですが、「だいたい」雰囲気はつかめます。

2004年8月に米軍ヘリが墜落した沖縄国際大学や、普天間第二小学校、保育園、公民館、ガソリンスタンドなどが、ほんとうに基地に隣接してある様子がよくわかります。

普天間基地の無条件返還を求める請願署名用紙もいっしょに取り寄せたので、「平和プラザ」の会場にも置こうと思っています。

ジオラマ、署名共々、よろしくお願いします!

「平プラ」宣伝 at 会場前(2回目)

14日(日曜)午後2~3時、月島区民センター前で宣伝をしました。
受け取りの確率は高く、約200枚のビラを手渡しできました。
立ち止まって実行委員に自分の戦争体験を語りかける区民もいました。
参加者は田中、工藤、大野、箕輪、喜岡、吉川の6人でした。

第7回実行委員会は、3月19日(金)午後6時半~佃区民館にて。

2010年3月12日金曜日

普天間基地ジオラマ...今回は「木」


↑①細い針金を束ねたものが市販されているので、それをほぐして「木の枝」の形にする。②細かく裁断されたカラースポンジに糊をまぜた「葉」を「木の枝」に貼り付けていく。パセリみたいでかわいい「木」のできあがり!

こんな細かい作業をちんたらやっていて、本当にジオラマ間に合うのか...?

ところで、「5メートルのジオラマ」は、あっさり変更。
大事なのは大きさではなく、宜野湾市内の民家が密集した中に存在している「世界一危険な」普天間基地の異常な姿を表現することだと思うので。パネル1枚に収めようと思う。

パネルを何枚も作って現地で接着となると、そもそも運ぶだけでも時間がかなりかかる。私の自宅から会場までは片道徒歩20分強なので、重ねられないパネルたちを何往復もして運ぶとなると、搬入だけで2時間以上かかるのではないだろうか?

サイズを大きくするとコストもかかる。
材料費も全てカンパから出ているので節約精神は大切!





フィールドワーク「平和歴史散歩~築地探検隊~幕末から近代へ 龍馬とともに築地を歩く」

☆3月28日(日)のフィールドワークの詳細です。

平和歴史散歩
「築地探検隊
幕末から近代へ 龍馬とともに築地を歩く

とき 3月28日(日) 午後1時半~4時

集合 築地・本願寺本堂前
   (地下鉄日比谷線築地駅①番出口徒歩1分)

 私たちが毎日働き生活する中央区。一見「平和」な街ですが、なにげなく通り過ぎているあの街角、この通りに戦争の傷跡が...。築地、明石町一帯は海軍発祥の地や小林多喜二虐殺の地などがあり、旧居留地として文明開化の息吹を今に伝える地でもあります。また土佐藩中屋敷のあった区役所周辺は、坂本龍馬が活動したフィールドでした。
 戦争と平和を語り合いながら、築地をご一緒に歩いてみませんか。

コース
本願寺-旧居留地-新富座跡-土佐藩中屋敷跡現(中央区役所、築地警察署)-築地小劇場跡-海軍兵学寮跡-海軍軍医学校跡-マグロ塚プレート-旗山記念碑(海軍発祥の地)-軍艦操練所跡-築地ホテル跡-勝どきの渡し跡

※終了後、築地周辺で交流会を予定
※カメラをご持参ください。後日写真コンテストを予定しています。

2010年3月11日木曜日

トークイベント                          「平頂山事件から平和構築を考える」

↑紀念館にはおびただしい犠牲者名が↑撫順市内・平頂山事件現場の紀念碑 

☆平和プラザ2010 平和をねがう中央区民の戦争展Talk Evenの詳細です。
                                      
平頂山事件から平和構築を考える
―日本軍は中国で何をしたか、政府がやるべきことは―

事件の背景⇒事件の概要⇒裁判⇒真の解決に向けて
                                      
満州事変の翌年の1932年9月16日、旧日本軍は撫順炭鉱近くの平頂山村を襲い、約3000名の住民を虐殺しました。近年、裁判では住民虐殺の事実を認めたのに、日本政府はいまだに被害者に謝罪していません。これでは鳩山政権が提唱する「東アジア共同体」は絵空事で終わリ、「未来志向」もきわめて危ういものになるのではないでしょうか。アジアの平和構築の視点から、平頂山事件をご一緒に考えたいと思います。
                                      
日時:3月26日(金) 13:30~14:30
                                      
場所:中央区立月島社会教育会館4階ホール
(地下鉄有楽町線、大江戸線・月島駅10番出口すぐ上)
                                      
お話:穂積 剛さん(弁護士=平頂山事件弁護団)
                                      
参加費:無料
                                      
※3月26,27日に月島社会教育会館4階ホールで開催する「平和プラザ2010 平和をねがう中央区民の戦争展」のトークイベントです。
会場では「平頂山事件コーナー」を設け、写真展示などを行います。併せてご覧ください。
                                                                                                     

トークイベント                         「府立三中同窓生が繋ぐ東京大空襲の記憶」


                   
                   
                  
                                      
←昨年3月の平和プラザで空襲体験をお話する府立三中の卒業生                                       
☆平和プラザ2010 平和をねがう中央区民の戦争展Talk Event の詳細です!
                                      
「府立三中同窓生が繋ぐ東京大空襲の記憶」
                                      
墨田区江東橋1丁目にある両国高校(旧府立三中)は、1945年3月10日の東京大空襲で大きな被害を受けました。学校へ駆け込もうと殺到する住民、懸命に消火作業を行う学生防護団・・・。二度とあのような戦争は起こしてはならないと、空襲を体験した同窓生があの日・あの頃をお話します。
                                      
日時:3月27日(土)13:30~15:00
                                      
場所:中央区立月島社会教育会館4階ホール
(地下鉄有楽町線/大江戸線・月島駅10番出口上すぐ)
                                      
お話:中村梅吉さん、島崎吉信さん
                                      
参加費:無料
                                      
※3月 26,27日に月島社会教育会館4階ホールで開催する「平和プラザ2010 平和をねがう中央区民の戦争展」のトークイベントです。
会場では「東京大空襲コーナー」を設け、日本橋や京橋の空襲の模様を写真や資料で紹介します。併せてご覧ください。
                                      

2010年3月10日水曜日

川柳から考える「沖縄基地問題」

川柳が趣味の神谷正生さん(日本橋地域)から、
平和プラザ2010実行委員会に、川柳の投稿がありましたので紹介します。


迷走も 鳩の停まり木 どこもなし

ゼロベース 基地がないのが ゼロベース

沖縄の おじおば わかきにわがこころ

(正生)


沖縄普天間基地問題はどこへ向かうのでしょうか。
県内移転?県外移転?国外移転?

今年1月の名護市長選で県内移設反対を掲げた稲嶺氏が当選しました。
民主党政権も、昨年の総選挙で「県外・国外移転」を公約として主張していたはずです。

沖縄だけの問題ではありません。
全国各地に計134(!!)の米軍基地があります。

今年は日米安保条約改定50年の年でもあります。
その間、世界は大きく変わりました。
日本でも日米安保条約を結んだ自民党から、昨年、民主党に政権が変わりました。

前政権の遺物・安保条約をそのまま引き継ぐのか...。

日米安保条約について、全国に散らばる米軍基地について、
みんなで考えてみる時です。

2010年3月8日月曜日

5メートルのジオラマ...?


←購入した材料の一部
                                      
いよいよ普天間基地ジオラマの製作に入りますが、のっけから難問にぶちあたってしまいました。
                   
グーグルマップの航空写真を見ると、普天間基地の滑走路はざっと5キロメートル強。戦闘機の大きさは、やはりグーグルマップで見ると30メートルくらいのようです。私が既にTAMIYAで購入した戦闘機プラモデルは3センチ。
                   
そこから計算して割り出した結果、TAMIYAの戦闘機に見合った滑走路の長さは5メートルということに...。
                                      
5メートル四方のジオラマ...って運べないし!!しかも、基地に隣接する民家や学校なども作るとなると8メートル四方ということになる。
                                      
折りたたみ式ジオラマにする?(聞いたことない。凹凸あるから無理だと思う)
いくつかのパネルに分けて会場で接着する?(これが無難か...)
                                      
どうなる...!?普天間基地ジオラマ!!

第6回実行委員会報告

3月7日(土)、第6回実行委員会が開かれました。参加者は14名でした。

今回主に話し合われたのは、

●会場の設営&展示の構成(前回展示場所の一部が暗かったので改善策を考える)

●展示にメリハリをつけるための工夫(各チームA~Dのテーマの説明文を統一フォーマット、統一デザインで表示し、会場入り口には展示の構成図を配置する)

●展示に使用するパネル(ついたてのようなもの)30本60面の割り振り

●入り口に実行委員長のあいさつ文を掲げる

●当日の司会を誰にするか(この運動を広げる視点で、今まで平和プラザに係わったことがないような新鮮な人を)

各チームA~Dの作業の進行状況が報告されました。3月28日(日)の築地探検フィールドワークのコースも決まりました。フィールドワークで撮った写真を集めて「写真展」も5月9日から一週間、日本橋図書館ミニギャラリーで行う予定なので、各自カメラを持参して参加しましょう。今後は、朝日新聞、東京新聞、しんぶん赤旗にチラシを折込み、会場周辺でのチラシのポスティングも予定されています。

次回会場前宣伝は3月14日(日)午後2時~月島社会教育会館前にて。

第7回実行委員会は、3月19日(金)午後6時半~、佃区民館にて。

2010年3月3日水曜日

平プラ宣伝 at 会場前(1回目)


←月島社会教育会館(外壁は改装中)。すぐ左横には、月島駅10番出口があります
                    
3月3日(水)、「ひな祭り」の日に、
「平和プラザ2010」の会場となる月島社会教育会館前で、「平和プラザ2010」の宣伝をしました。しばらく改装中で休館していた館内の図書館のオープン日に合わせてのことです。
                    
参加できたのは3人。平日昼間なので会社勤めの実行委員メンバーは参加できませんでした。
                    
天気も穏やかで、宣伝日には最適でしたが、人通りはあまり多くありませんでした。それでも、チラシの受け取りは結構よく、120~130人の方が受け取ってくれました。
                                      
ハンドマイクも使い、3人で交代しながら、日時やイベントの趣旨、メインの高橋哲哉さんの講演などについて話しました。
                                      
宣伝中には、知り合いのおばあちゃんなどに会いました。
チラシを受け取った方の中には、イベントの内容について積極的に質問してくる方もいました。
                                      
より多くの人に知ってもらうためには、曜日や時間を変えて何回か宣伝する必要があります。
                                      
次回の宣伝は3月14日(日)、午後2時から月島社会教育会館前にて。
第6回実行委員会は3月6日(土)、午後6時から勝どき区民館にて。

2010年2月18日木曜日

第5回実行委員会報告


←実行委員会後の交流会(飲み会)

                  
                  
2010年2月15日(月曜)「平和プラザ2010」第5回実行委員会には12名が参加。
                  
                  
主に、3月28日(日)のフィールドワーク「日本の近現代史の現場を訪ねて~築地探検」(仮称)について話し合いました。
高齢者でも無理なく参加できる街散歩にしようと思います。

(決めたこと)
午後1時半に築地本願寺本堂前に集合。
2時までは集合場所付近で松本智量さん(浄土真宗本願寺派)のお話を聞きます。境内の歴史遺産もご紹介いただきます。
ここを起点に、街歩きスタート。
街歩きの具体的な場所は、新たに立ち上げた「フィールドワーク委員」が実際に歩いて候補地の中から10箇所程度に絞ります。
4時頃に終着点に着き、懇親会へ。
お楽しみの懇親会は、築地で寿司or東銀座界隈のお店、どちらにするか検討中。
                                      
さらに参加者によるフィールドワーク写真展を後日、日本橋図書館ミニギャラリーで開催するという提案もありました。                                      
                                      
●宣伝のため、街にもくりだします!

月島区民センター前で宣伝(3月3日、月島図書館リニューアルオープン)
3月3日(水)午後2~3時、来館者にビラ手渡しとハンドマイクでのイベントお知らせ
3月14日(日)午後2~3時、来館者にビラ手渡しとハンドマイクでのイベントお知らせ
                                      
開催日が近づいたら、会場周辺ポスティングやハンドマイクを使って音出し宣伝もします。
詳しい日時は次回実行委員会で検討します。
                                      
第6回実行委員会 3月6日(土曜)午後6~8時、勝どき区民館4号室
スタッフ随時募集してます!気軽に参加してください。

2010年2月17日水曜日

今年8月1日発効決定!クラスター爆弾禁止条約


←昨年の「平和プラザ2009」で私が作成した爆弾模型。真ん中が「クラスター爆弾」(1/4サイズに縮小)
                           
クラスター爆弾禁止条約(オスロ条約)の批准国が2月16日、30カ国に達し、同条約は今年8月1日に発効することが決まりました。
                                      
ベトナム戦争やイラク、アフガニスタン戦争などで使われ、不発弾として残る率が高く、市民を殺傷してきました。
                                      
アメリカ、ロシア、中国などの軍事大国が禁止条約に難色を示す中、06年の第2次レバノン戦争でイスラエルが大量のクラスター爆弾を使用したことを機に国際的非難が高まりました。
                                      
ノルウェーなど有志国と非政府組織(NGO)主導の軍縮運動「オスロ・プロセス」が07年2月に禁止条約の協議を始め、08年5月に条約案で合意、12月にオスロで署名式が行われました。現在104カ国が署名しています(日本も署名しています)。
                                      
運動開始から3年半で発効にこぎ着けることになったのは、禁止への世論の高まりによるものです。
世論が平和への道を少しづつ切り開いています。

2010年2月10日水曜日

「従順ならざる唯一の日本人」白州次郎


先日、町田市にある白州次郎(享年83歳)・白州正子(享年88歳)がかつて住んでいた家、「武相荘(ぶあいそう)」を訪ねました。
次郎、正子ともに、裕福な家に生まれ、次郎はイギリス、正子はアメリカに留学し、国際的な感覚を身につけた当時としては少々型破りな二人は、「野人」と「韋駄天」の世紀のカップルとして名を馳せました。
                                     
二人が住んでいた農家を改造したこの家は、文学、骨董の世界に精通し、後に染色工芸店まで営んだ正子のセンスにより、古民家がモダンさも感じられる「和」テイストでまとめられています。寛いだ雰囲気ながらも、ところどころに「光る」センスがあふれるステキな家で、近頃よく目にする「和」モダンな家の正に「さきがけ」といえる家です。
                                     
次郎は、得意の語学力を生かし、ジャパン・アドバタイザー誌の記者、セール・フレイザー商会取締役、日本食糧工業(後の日本水産)取締役、などの職に就きました。
                                     
仕事でイギリスに足を運ぶ中、当時駐英大使だった吉田茂と懇意になり、戦後吉田茂に請われてGHQとの折衝にあたり、日本国憲法の成立に深く係わりました。
                                     
白州次郎についての評価は様々で、私も実像をつかみきれずにいます。
世界でも例を見ない民主的な「日本国憲法」制定のために、ある程度の貢献をした、と評価する人...。しかし彼は結局は体制側の人間だったのではないか、と疑問を唱える人...。
                                     
ひと目見れば、ひとこと言葉を交わせば、誰もが「白洲党」になる、といわれる魅力的な人柄。
                                     
戦後、数年間の占領から開放されたサンフランシスコ講和条約を結ぶ際、吉田茂にGHQから渡されたのは英語原稿で、内容はGHQを褒めたたえるものだったことに白洲は怒り、書き換えさせました。そして、「従順ならざる唯一の日本人」と呼ばれました。
                                     
次郎は、「憲法はGHQにしてやられたが、今度はしっかり経済力をつけてちゃんと独立しよう。GHQから阻まれてきたが、真の独立を。そのためには経済力が必要だ」と考えたようです。
戦後、白州次郎は、終戦連絡事務局次長、経済安定本部次長、初代貿易庁長官などを歴任。
そして、日本は高度経済成長の道を歩み、経済発展を成し遂げました。奇跡の復興を遂げた日本...。しかし、その時には白洲は既に政界から去り、全ての公職からあっさり身を引いていました。「風の男」と呼ばれる由縁です。
その後、東北電力会長、軽井沢ゴルフクラブ理事、大沢商会会長、日本テレビ社外役員、など歴任しました。
                                                                          
GHQとの折衝に直接あたり、占領の屈辱を味わった白州次郎。
戦争の悲惨さはよく語られますが、占領の屈辱についてはあまり語られません。
                                     
白州次郎の言葉です。
「戦後とは、そうすぐには終わるものではない。新憲法もデモクラシーも、心から自分のものになった時、はじめて戦後が終わる。」
                                     
未だ戦後を生きているといえる屈辱的な私たちの状況を、
今、次郎が生きていたら、どう思うでしょう?
日本は相変わらず「真の独立」を果たしていない、と思うのではないかな...?
戦後60年以上たっても、いまだにアメリカの基地が張り巡らされているこの日本を、
自分が尽力した日本国憲法がすぐにでも改正されてしまいそうな危うい状況を、
彼はどう評価するのかな...?
                                     

2010年2月9日火曜日

TAMIYAの戦闘機セット(プラモデル)入手!


私、オクムラは、
今年の「平和プラザ2010」で
沖縄・普天間基地のジオラマを製作します。
                          
昨年の「平和プラザ2009」では、
爆弾模型を3つ作りました。
(クラスター爆弾、劣化ウラン弾、白リン弾)
                          
私は軍事マニアでもプラモデル作りが趣味なわけでも何でもありません。
全くの初心者ですが、昔から細かい作業は割合得意で、図工・美術の成績も良かったので、昨年も「爆弾模型~???よく分からないけど、多分作れると思います」と、安請け合いしてしまったのですが、結局作れてしまいました。評判も上々でした。
(詳しくは、緑の枠内「ラベル」から「平和のための戦争展経験交流の集いin京都」をクリックしてご覧ください)
                                     
今年の「普天間基地ジオラマ」作成は、かなりの「大物」と言えますが、
「きっと作れるはず」と相変わらず楽観的にとらえています。
                                     
このTAMIYAというプラモデルメーカーは、軍艦やら戦闘機やらいろいろなプラモデルを販売している国内トップメーカーのようです(私は、実行委員メンバーから聞いて初めて知りました。注;戦闘ものだけではなく自動車など一般的(?)なものもあります)。
                                     
今回取り寄せた戦闘機は計10種類。
トムキャット、コルセア、イントルーダー、ホーネット、バイキング、グラマンプラウラー、マクダネルダグラスファントム、グラマンホークアイ、シコルスキーシーキング、など???よく分からないのですが、できるだけ普天間にある戦闘機に近いものを選んでそれらしく彩色しようと思います。
                                     
一機の大きさは3~4センチくらい。
これを「普天間基地ジオラマ」の滑走路に並べようと思べます。
                                     
「基地」自体の材料はまだ購入していませんが、昨年も材料を買った「豊洲ららぽーと」内の「東急ハンズ」で揃えるめどはついています。
一度材料の下見に行ったら、
店員さんも「去年爆弾模型という怪しいものを作るために店を何度も訪ねて来た人」として私のことを覚えてくれていました。
                                     
「普天間基地ジオラマ」お楽しみに~!!
                                     
※※※※※※※※※※※※※※お知らせ※※※※※※※※※※※※※※
                               
普天間基地について考えるシンポジウムが
2月21日(日)に東大駒場キャンパス内で開かれます。
沖縄 2010 ―普天間問題から考える沖縄の米軍基地―
                                     
「県内か、県外か、それとも国外か」?
「そもそも沖縄に基地が必要なのか」?
「なぜ沖縄に基地があるのか」?
一緒に考え、話し合ってみませんか?

2010年1月30日土曜日

みんなで考えたい!                     坂上遼著「消えた警官 ドキュメント菅生事件」


「平和プラザ」実行委員のhaseさんから、おすすめ本の紹介です。
最近こんな本を読みました。

「消えた警官 ドキュメント菅生事件」(坂上遼著、講談社刊、1785円)

1952年に大分県の片田舎で起こった駐在所爆破事件。共産党員や支持者が「現行犯」逮捕されますが、これは警察による自作自演のでっち上げだったことが後に明らかになります。破防法を通すために国家が仕組んだ事件だったといわれています。

この本は、この驚くべき権力犯罪と、それに挑んだ弁護士たちの格闘、さらにジャーナリストたちの活躍を追ったノンフィクションです。

警察と検察、そして裁判所までグルになって無実の人間を罪に陥れようとするとは、なんて野蛮な時代だったのかと思いますが、でも最近のビラまき弾圧事件などを見ると、これは決して過去のことではない! と背筋が寒くなります。冤罪という点では最近再審が始まった菅谷さんの足利事件のような例もありますね。

著者は、小泉内閣以来、政府が「組織犯罪処罰法」に「共謀罪」を入れようと狙う動きの中で、再び表現の自由、内心の自由が奪われる社会にしてはいけない、という思いから筆を執ったといいます。

菅生事件では、事件の鍵を握る「市木春秋」こと戸髙公徳(共産党内にスパイとして送り込まれた警官)を追って、共同通信などの新聞記者が大活躍します。ラジオ局(当時はテレビじゃなかったんですね)や新聞を舞台に、ジャーナリストたちが特ダネ合戦を繰り広げたことが、広く事件を知らせ、世論を喚起する上でどれだけ大きな役割を果たしたか…。

いま、政府や警察の発表を右から左に流す「発表報道」にならされ、ジャーナリズムの原点である「調査報道」がおろそかになっていないか、とこの本は問いかけています。

「平和プラザ2010」では、国公法弾圧・堀越事件(※)を取り上げる予定です。憲法を守ろう! 平和を守ろう! と主張し行動することが罪に問われるような、暗黒の社会の再来を許してはならないとの思いからです。ぜひわかりやすい、世論に訴える展示にしたいものだと、この本を読んで改めて思ったのでした。

※ 国公法弾圧・堀越事件=社会保険庁職員の堀越明男さんが、休日に自宅の周りでビラ(「憲法を守りましょう」と訴えた赤旗号外)を配ったために、公務員の政治活動を禁止する国公法に違反したとして逮捕され、一審で罰金10万円の判決が言い渡され控訴中――という事件です。

hase
                                       

2010年1月29日金曜日

読んでみよう!三輪祐児著「海の墓標」

   

        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
「平和プラザ2010」実行委員メンバーの三輪祐児さんが執筆した「海の墓標」が、2007年に展望社から出版されています。
                                                                               
三輪さんは、プランナーで、戦没商船研究家でもあります。
POW(戦争捕虜)研究会 → http://www.powresearch.jp/jp/index.html
                                       
戦時下に喪われた日本の商船は2568隻、843万総トン、6万数千人の船員が海の藻屑と消ました。武器、弾薬、食糧が届かず、数十万の将兵が南の島々で飢え死にしました。
                                       
第1章 英国に学び超えた日本商船―明治維新
第2章 世界の海への旅立ち―日露戦争
第3章 独Uボートによる通商破壊―第一次世界大戦
第4章 日本の威信と誇りを掲げて―昭和初期
第5章 海を渡るノーベル賞の学者たち―第二次大戦前夜
第6章 「十二月八日」に向けられた任務―開戦の時
第7章 戦争捕虜「悲しみの共有」―太平洋の戦場
                                       
陸で失われた遺骨は収集可能ですが、海で失われた遺骨は拾うことさえできません。海の底深く沈んだままです...。
戦没商船から、日本の近現代史を考えてみませんか?ぜひ、ご一読ください。
                                       
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次回実行委員会は
2月15日(月)6時30分~佃区民館にて。
気軽に参加してください。

第4回実行委員会報告

←実行委員会のようす





1月28日(木)、
「平和プラザ2010」第4回実行委員会が開かれ、15名が参加しました。

今回の会議では、主に
●宣伝活動(とくに区内住民の来場促進を重視)
について話し合われました。

「平和プラザ2009」は3日間(内1日はフィールドワーク)で、記帳されただけで約300人の来場がありました(うち区内在住者は70人)。
2000年~2004年に八丁堀勤労福祉会館で開催していたときよりは、会場を月島に移してからの方が増えてはいるものの、目標の500人にするためには、倍増させなければなりません。
講演内容も展示内容も充実しているのに、少ない来場者ではもったいないです。
地域に根ざした戦争展にするために、地域住民向けにもっと宣伝をしようということになりました。

・区民の実行委員ルート(実行委員の日常の結びつきを生かして)
・区内の地域組織(町内会、商店街)
・区立社会教育会館の登録サークル
・区内の学校(小・中・高)や児童館ルート
・区内の高齢者施設や銭湯、諸施設ルート
・区営住宅、都営住宅、UR(旧公団)の自治会
・大規模マンションの管理組合
・区長、区議へのダイレクトメール
・新聞折り込み
・会場周辺ポスティング
・音出し宣伝
など

中央区・江東区のケーブルテレビ(東京ベイネットワーク)で宣伝しよう、という案や、日本橋図書館の「展示コーナー」を借りきって平和プラザ宣伝も兼ねて企画展示をし(期間は2週間)、「平和プラザ2010」の集客につなげよう、という案も出ました。

実行委員には、区内で長年タバコ店を営んでいる人や、元小学校教員、元児童館職員、区内でボランティアで子どもにリトミックを教えている人、区民ではなくても区内に職場があり各種団体につながりがある人、ジャーナリスト、などなど多彩な顔ぶれなので、各自つながれそうなところを手分けして開拓していくことになりました。
ビラも新たに4500枚印刷しました。これからどんどん配っていきます!

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この街の戦争体験を掘り起こし、語り継ぐために...。
貴重な資料の情報をお寄せください。

皆さんのご協力で中央区の戦争体験をめぐる展示や体験証言は、 東京大空襲の記憶を中心に年々充実してきましたが、あの時代の実相を広範な区民にリアルに伝えるためには、 まだまだ不十分だと感じています。 さらなるご協力を呼びかけます。
●ご自身の戦争体験を次の世代に伝えるために、語り部になっていただけませんか?
●戦争中の暮らしを物語る貴重な資料をご提供していただけませんか?
●ご近所やお知り合いに、貴重な戦争体験をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
ご協力よろしくお願い致します!

情報の送付先〒104-0052 中央区月島4丁目-8-10-726 田中康男 宛
          電話 090-4613-1854 ファックス 03-3533-4377

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次回実行委員会は
2月15日(月)6時30分~佃区民館にて。
気軽に参加してください。